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お客様インタビュー

2019.07.23

vol.19【リノベ|インタビュー】関西からの転勤&結婚&家購入!「オシャレVSコストバランス」

vol.19【リノベ|インタビュー】関西からの転勤&結婚&家購入!「オシャレVSコストバランス」

この記事の内容は…

■20代|結婚&社宅からの住み替え
■何をどうしてよいかわからなかった、でも土間とバルコニーは欲しいvsコスト
■理想の物件に出会うのに10件!決定打は?


関西ご出身のお二人。遠距離恋愛を経て結婚、中古購入+リノベーションをしました。東京は高い。買うなら横浜がいいと、横浜駅から看板が見えた、横浜の不動産屋に突撃訪問。

買うには買いたいけど、何をどうしたらよいのかわからない中でのスタート。

「どこいく?」「無垢床VSコスト」「ロフト必要?」「土間どうする?」など、やりたいこと、やったこと、コスト的にどうなの?と悩んだことなどなど、会社選びから、リノベーションまでその経緯をテンポ良くお話し頂きました。

"直感派のご主人、調べる派の奥様” の絶妙なキャッチボール

横浜の駅からリノベ不動産|BeatHOUSEの看板が見えて「よしあそこ行こう」「せやな」となったというお二人。

そういうご主人の直感が大事と、何かを決めるときは任せているそう。

計画中も、奥様が下調べをしてその情報をもとに、ご主人と一緒に決めるというスタイル。毎週「今日はどこ見に行こうか」と楽しかったと言います。

そんなお二人のリノベーションのお話です。

本当に欲しいものは優先する|玄関土間

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当初は、あまり具体的な希望があったわけではないというお二人。その中でも「土間は欲しい」というのは一致していたそう。

玄関を開けると左右に土間が広がります。"マンションなのに土間"というギャップ感は、このところ人気のリノベーションですが、中でも自転車を置いたり"見せる収納"としての役割も兼ねた有孔ボードも、また注目を集めています。

ショップのようにバッグをかけてディスプレイしつつ、帰宅したらここにすぐに掛けられるという生活導線、さらにはリビングが散らからないという機能的なメリットも魅力なんですね。

装飾にはガラスブロックとランプ。この柔らかい光が、土間を優しく照らし、また反対側の室内にもアクセントになります。

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土間の反対側にはシューズを収納したり、ちょっとしたディスプレイができる棚が作りつけられています。

こういった有孔ボードや、少しずつの棚がリノベーションならではのポイントで、お気に入りのものを飾ってみたり、それを見て癒されたり…という潤いに繋がります。

この有孔ボードに飾られたキーホルダーは、押すと目が飛び出る不思議なキャラクター。ご主人のお気に入りです。
 

本当に欲しいものは優先する|無垢の床

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コスト意識はもちろん大切。でも、リノベーションするなら、やっぱりどこかこだわりたいもの。

無垢床もその一つで、ご主人は「安藤さん(※担当デザイナー)そっくりの建築家の友人がいて、来てすぐ床を触ってくれて。『これ無垢じゃないですか!』って。」と。

当初はコストのこともあるし、両親も無垢には否定的なこともあり、奥様は無垢じゃなくても良いと思っていたそう。でも直感型のご主人が「無垢が良さそうだ」となったこともあり、最終的にはお二人で決めたとのこと。

「無垢ってひんやりしないとか、聞いてはいたけど、温かみがあることとか、住んでみないとわからなかったことだった」といいます。

結果、節がキレイなナラ材を選びました。部屋の雰囲気がすごく良くなったこと、新築マンションでできる感じじゃないのが気に入っているというお話でした。

【空間を合理化】広見せ①「壁付けキッチンで、視界を広く。床材で空間を仕切る」

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壁付のキッチンで、空間をより広く感じることができるLDKです。

キッチンとダイニングを緩やかに仕切っているのは、床材。キッチンにはグレーのビニルタイル、ダイニング側にはリビングから続く無垢の床、と分けることでやんわりとLDとKを分けています。

キッチン側から見ても、カウンターなどの空間を遮るものがないので、リビングへの視線も抜け、広々とした空間を感じることができます。

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実際に家具をおいて、広めの4人掛けのダイニングテーブルと、サブテーブルを置いても窮屈にならず、まだゆったりした広さがあります。

より広い空間にするために、TVを壁付に、TV台を作り付けのフローティングボードにしました。床に大型の家具を置かないと圧迫感がなくスッキリした印象になります。

【空間を合理化】広見せ②「バルコニーの景色をLDに取り込む」

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「窓の外を気にして、生活したことはありません。」と、奥様。

間口いっぱいに広がる窓からカーテンを開け放し、バルコニーを取り込むと、解放感でいっぱいになります。

目前にも遮るものがなく、どこまでも視線が抜けているのも、室内空間を広く感じられる理由です。

この物件を購入する際、決め手の一つになったという、バルコニーからの景色。

今では、パネルを敷いてこれからの生活で、バルコニーをどう使っていくか?

遠くに見える桜の木、夏には花火が見えるかも?そんな風に使い方を考えるのも、楽しみの一つとのこと。

【空間を合理化】広見せ③「土間の壁をカーブさせたワケ」

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土間の右側の壁が緩やかにカーブしているのがわかります。壁の反対側の部屋も、内窓から外窓にかけてカーブしていますね。

3枚の窓は、通風採光に優れていて生活面ではプラスである一方(居室の窓は、そもそも側面にはない場合や、あっても2枚でできた引き違い窓が多いのです)、土間をまっすぐ作るとなると、この窓にぶつかってしまいます。

そして悩みに悩んで生まれたのが、施工職人泣かせの"安藤カーブ"(※担当デザイナーの名前)。土間もつくり、窓も生かすことができたそうです。

空間全体の雰囲気を演出する天井にもこだわり

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天井は目立たない部分ですが、そこの仕上げ具合で室内の雰囲気がガラリと変わる部分でもあります。

まるで打ちっぱなしコンクリートのような天井ですが、実はモルタル仕上げ。解体した状態では、下地の木材が出ていたり、躯体があまりキレイではなかったため、配管むき出しのモルタルに変更したとのこと。

【最短導線】廊下→WIC→寝室

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全ての衣類を収納できるウォークインクローゼットを設けました。

廊下からのアクセスだけでなく、写真右側の引き戸の向こうの寝室にも繋がっています。

取り込んだ洗濯物は寝室で畳み、そのままこのクローゼットへ。ここで着替えたら廊下から出て…という導線の設計です。

リノベーションといえばタイル!

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キッチンのタイルは名古屋モザイクのもの。

このお部屋のテーマカラーである濃いネイビーと、スミ消しブラック、濃淡をつけた3色のタイルを組み合わせています。

キッチンのスミ消しブラックと一体感がありつつ、リビングドアや壁のネイビーと調和するという絶妙なデザインになっています。

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こちらの正面の白い壁も、名古屋モザイクのタイル。ショールームに足を運んで、実際にご自身で選んだとのこと。

幾何学模様のようなタイルだけを見ると斬新ですが、鏡や照明、作り付けの木の質感とのバランスが良く、北欧のようなテイストを感じます。

洗面室やトイレなど独立している空間は、リビングやダイニングとはまた違うテーマにするというのも、リノベーションの楽しみ方の一つですね。

既製品/カスタム品とコストバランス

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無垢材を使うと確かにコスト的には高くなります。その満足感とあとは他の部分でバランスをとるという考え方があります。

こちらのリビングドアは、もともと、ネイビーの壁と合わせてオーダーメイドで作る予定だったそう。しかしメーカー既製品で上部がすりガラスのものを発見し、“欲しかったのはコレ”と、既製品を採用することに。そもそも希望とピッタリのデザインのものに出会えたことでコスト的にもメリットがありました。

ネイビーの壁も色を合わせ、室内窓も同様のすりガラスを入れることで統一感も生まれました。

一方、天井ドア付近にあるボックスは特注で、穴や配管を隠すステンレスボックスをオーダーしたそう。それがまたカッコ良さを演出して気に入っているといいます。

リノベーションといえば、内窓!

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内窓も、リノベーションでは人気のアイテムになってきました。外窓の位置は変えられないことが多いマンションリノベーションですが、内窓はデザインも位置も自由です。お二人も、リノベーションするならということで、内窓を採用したと言います。

こちらの写真は、室内窓の内側の和室(寝室)です。窓があることで閉塞感がなく、柔らかな光が届きます。

写真左に見える引き戸は、WICに繋がる戸ですね。

スイッチ、コンセントなどの小物にもこだわって

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よくよくみると、スイッチ・コンセントも全てグレーなのがわかりますね。

リノベーションは、自由度が高いのでついあれもこれもと、目移りしてしまうことも良くあります。

しかし、このようにテーマを大切にデザインを進めると、統一感が生まれ、それがオシャレに見えるポイントともなっているわけです。

住んで1年、一日中家にいても飽きない

「住んで1年経ちますが、一日中家にいても飽きない」と奥様。

続けて、「計画の最初は、どうしていいかわらなくて、やりたいことを出していって、一番の所はお金をどうするかなっていうとこがあって。
最初はインスタをよく見てたので、ロフト(一人だけの個室になるような)を作るとか、断片的にやりたいことを伝えていきました。
それで、これはやろうとか、やめようとか、打合せの流れでだんだん決まって行ったという感じです」
といいます。

今の快適な住まいに至るには、こういった流れがあったようです。

この物件に決めた理由は?

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入った瞬間に、言うことがなかった。
ずっと欲しいって言ってた広いバルコニーがあって、近くに電車も通らない、角部屋でめちゃくちゃ明るくて、部屋の広さも丁度良い、隣とくっついていない。

ということで、満場一致だった。
早く契約したすぎて、今すぐ、早く、申し込みましょう!と。

それまで、みた物件は10件程。運命の物件に出会えたということでした。

設計期間の楽しみ方

設計は2か月くらい、工事期間と合わせて4~5か月。

設計期間は「毎週末、今週何見に行く?」という感じで、長期間楽しんでる感じだったそうです。

新築だったら、オプション内でなどの枠があるけれど、リノベーションだからこそ、好きなものを選べるというメリットに、途中で目覚め、途中から「もう一軒買おうか」というくらい楽しくなってきたというご主人。

そして、トラブルがあったか尋ねた際には
二人で、どれにするか選ぶ時に一致することが多かったので、だんだん「いっせーのー」で、合わせにいくプレッシャーがあった(笑)とも。

まとめ

漠然としたイメージから、少しずつ形にしていき、完成した家は一日中いても飽きないほど。

やりたいこととコストのバランスを見極めるのは、なかなか難しい作業でもあります。

そんな時は、お二人のようにテーマを大切にしたり、本当にやりたいことの優先順位を見直すと良いかもしれません。

担当者の声:リノベ不動産/BeatHOUSE 設計 安藤

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最初、やりたいことは断片的にはありつつ、まだテーマとして何か強いご要望があるというわけではありませんでした。そこで、お二人がこれから趣味のものや、家族構成が変わった際にも追加するモノが映えるような、シンプルなスタイルをご提案させて頂きました。

ただ、シンプルといっても家が無機質になりすぎるので、お二人の楽しい雰囲気を活かすようなテーマカラーを入れることにしました。テーマカラーがあると、家にも温か味が生まれます。ネイビーをテーマカラーとしてドアや壁、タイルなどの色味を統一していきました。

コストと満足度はバランスが大切だと思います。今回はリビングの無垢材や塗り壁を優先し、クロゼットなど色で遊ぶところには壁紙を採用するなどしました。また、大型の収納は作り付けないことにしました。将来ライフステージが変わった際にも置き家具であれば好きな家具を、好きな場所に置けるという、変えられる余白があることを楽しみの一つにして頂ければと思い、ご提案させて頂きました。

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