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リノベのハウツー

2020.10.25

小上がりの便利さが倍増!間取りの工夫いろいろ

小上がりの便利さが倍増!間取りの工夫いろいろ

リノベーションでも人気の小上がりは多目的スペースとも言われます。そのまま横になれたり書斎代わりに使えたりと様々な用途に利用できます。そして小上がりを設けるなら考えたいのが間取り。設置する場所次第でキッズスペースとして最適になったり、ダイニングチェア代わりにも使えたりと、ますます多目的に使えそうです。

ここでは小上がりを設置した間取りを写真で紹介。目的に合わせた設置方法を考えていきましょう。
 

オーソドックスな小上がりの間取り

小上がりの便利さが倍増!間取りの工夫いろいろ

LDKのすみに小上がりを配置するのが、オーソドックスな間取りとされます。子どもを遊ばせておくキッズスペースとして活用するならLDK。とりわけキッチンから小上がりの様子がうかがえることがポイントでしょう。炊事中でも子どもたちに注意を払えますね。


プライベート感を増すには壁を設置する

リビングから少々の距離を保てますから、LDKのすみに小上がりを設置するのは書斎として活用するのにも向いています。写真のように壁を設ければ個室感が出て、より集中できるスペースとなるでしょう。在宅ワークにもピッタリですね。
 

ダイニングテーブルのそばに小上がりがある間取り

小上がりの便利さが倍増!間取りの工夫いろいろ

適当な高さのある小上がりのメリットを十分に生かしたのが、本記事トップにある写真の間取りでしょう。小上がりをダイニングテーブルのそばに配置しています。来客時には小上がりに腰かけてもらうことで、予備の椅子を用意する必要もありません。

写真の実例では上部にロールカーテンをセットしています。下ろしてやることで小上がりに個室感を出すこともできますから、書斎のような使い方も可能になりますね。
 

キッチンのそばに小上がりがある間取り


便利なキッチンカウンターは人気のアイテムですが、写真ではさらに小上がりをプラスしています。軽食ならカウンターでとることができますし、話題のリビング学習にも使えます。長時間座り続けていても快適なように、足元は掘りごたつ式にデザインされています。

キッチンから小上がりまで非常に近く、子どもを遊ばせていても十分に目が行き届きますから、安全性の点でもメリットは大きいでしょう。


ダイニング兼用なら居酒屋気分が楽しめる

小上がりを食事をとるダイニングとして使うと、家に居ながらにして居酒屋気分も味わえます。足元を掘りごたつ式にすると雰囲気は本格派。家飲みを存分に楽しんでしまいましょう。


変形のダイニングテーブルを活用


L字型のダイニングテーブル兼カウンターを活用した、面白い間取りです。食事時には小上がりを利用してL字型に並ぶのもいいですし、対面に座ることも可能です。キッチンから小上がりまでが近いので、コミュニケーションが取りやすいというメリットもあります。
 

階段の途中に小上がりを配置する間取り


腰掛けることができたり下部を収納に活用できるのが小上がりのメリットですが、そのためには40cm程度の高さが必要です。その高さを活かして階段の踊り場風に小上がりを仕立てたのが写真の間取りです。

室内を見渡したときに目線に変化が出ますから広さも感じるでしょう。壁ではなく高さで空間を区切っていますから開放感もあります。壁などのデッドスペースがない分、空間を有効活用できるなどのメリットもあります。

一方で空間が広くなりすぎて、空調の効きが心配になるというデメリットもあります。建物自体の断熱性・気密性の高さや、天井に取り付けられたシーリングファンが重要になるでしょう。
 

小上がりのバリエーション?ロフトがある間取り

小上がりの便利さが倍増!間取りの工夫いろいろ

40cm程度が小上がりの使いやすい高さと書きましたが、それを大幅に上回る高さを持つ小上がりはロフトと呼ばれます。写真の事例では、ロフトの下を階段箪笥風の収納に仕立ててあります。隠し部屋風のロフトはワクワクするスペース。何に使うか考えるだけでも楽しいものです。

一方でロフトには数々のデメリットもあります。

たとえば夏場は熱気がこもり、空調なしのロフトは居住スペースとして使うことはおすすめできません。高さもありますからキッズスペースとしての利用は不適当で、落ちてしまう危険性もあります。また重いものを持って階段を上り下りするのは大変ですから、収納スペースとしても今一つ。さらに、天井が低いというのもロフトの大きなデメリットですからご注意を。
 

まとめ

小上がりの設置方法を色々と見てきましたが、間取り次第で使い方が大きく広がることがご理解いただけたと思います。一方で忘れてはいけないことは、小上がりはメリットばかりではないこと。室内に大きな段差を作ってしまうこと自体、バリアフリーという世の中の流れに反しているとも言えるでしょう。

小上がりを設けるなら、いずれジャマになるかもしれないということは、頭に置いておいたほうがよさそうです。そんな場合は小上がりを可動式にしておくか、思い切って撤去することも想定しておきましょう。
 

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