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2020.11.13

LED電球の色に迷った時は昼白色!電球昼白色の特徴まとめ

LED電球の色に迷った時は昼白色!電球昼白色の特徴まとめ


電球は一般的に「昼光色」「昼白色」「白色」「温白色」「電球色」という5つの色があります。電球売場を見てみると、明るさや形状の他に色別で販売されているので、どの色がいいのか迷った経験がある人も多いのではないでしょうか。実は光の色によって、向いている場所やシチュエーションが異なってくるのです。

そこで今回は、5つの色の中でも特に汎用性が高いと言われる「電球昼白色」について詳しく解説していきます。
 

電球の色を決める「色温度」

昼白色について解説していく前に、そもそも5つの色とはどのような基準で決められているのかご紹介しましょう。電球の色は「色温度」によって決まっています。

色温度とは、光の色を表すために使われる基準のこと。K(ケルビン)という単位で表され、Kの値が小さいとオレンジや黄色味のある光となり、値が大きくなるにつれて白〜青みのある光へと変化していきます。これは天体の世界をイメージするとわかりやすいかもしれません。表面温度が低い恒星は赤く見え、逆に表面温度が高い星は白色や青に見えるというのを学校でも習いましたよね。これを尺度化したものが色温度、と考えればいいでしょう。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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それぞれの色の色温度は、おおむね次のようになっています。
 ・電球色:約3,000K
 ・温白色:約3,500K
 ・白色 :約4,200K
 ・昼白色:約5,000K
 ・昼光色:約6,500K
 (出典:株式会社ルクス

Kの値から予想できる通り、電球色は柔らかな暖色系の色合いとなり、Kの値が高い昼光色は青みがかった寒色系の色合いが特徴です。
 

自然に近い色合いの昼白色

それでは、今回の主役である昼白色とはどのような色合いなのでしょうか。先ほどの一覧で見ると、昼白色の色温度は約5,000Kとなっています。

ところで、日中の太陽光がだいたい5,000〜6,000Kと言われています。このことから昼白色は太陽光に近い色合いの光、つまり自然光に近い色合いの電球色ということになりますね。人が最も見慣れている光でもあるため、昼白色の電球は汎用性が高いと言えるのです。

色温度の違いは、物の見え方にも大きな影響を与えます。暖色系の電球色の下では置かれているものも赤っぽく見えますし、寒色系の昼光色の部屋では置かれているものも青っぽく見えるといった具合です。

物体の持つ本来の色を再現できるかどうかという度合いのことを「色の再現性」と呼び、色温度が極端な環境下では再現性が低くなるのが一般的。昼白色は太陽光に近い色合いなので、色の再現性も高いというのが特徴です。
 

洗面所やキッチンは昼白色がおすすめの理由

LED電球の色に迷った時は昼白色!電球昼白色の特徴まとめ


家の電球を選ぶ際に意識したいのが、部屋の用途ごとにどの電球の色がマッチするのかという点。電球の色温度によって、期待できる視覚効果が異なってくるためです。

昼白色は比較的どんな部屋であっても違和感なく使用できる色と言われていますが、中でもおすすめなのがキッチンダイニングや洗面所。まずキッチンダイニングは食材を扱う場所ですから、食材の色が正確にわかる必要がありますよね。よって、色の再現性が高く自然光に近い昼白色がおすすめなのです。

洗面所は身だしなみを整えたり、自分の姿を鏡に映して体調の良し悪しを確認したりする場。「外から見た自分」をチェックする場所でもあるため、自然光に近い昼白色が向いていると言えるでしょう。


繰り返しになりますが昼白色は汎用性が高いと言われ、向かない場所はあまりありません。ただ、お風呂やトイレ、深夜に起きてしまった時に点けることも多い廊下や階段などは、落ち着いた色合いである電球色の方が向いているとされます。また、昼白色よりも色温度の高い昼光色はオフィスで広く採用されている色。青みがかった光は集中力を高めることが知られているため、書斎や勉強部屋などに取り入れるといいでしょう。

以上を踏まえて整理すると、作業や勉強に集中する場所=昼光色、ゆったりと落ち着きたい場所=電球色、それ以外の日常生活を送る場所=昼白色と使い分けるのがおすすめ。電球色と昼白色の中間に位置する温白色も幅広い用途に使える色ですよ。
 

電球色を切り替えられる照明

部屋の用途ごとに電球の色を選ぶといいとお話ししてきましたが、最近では異なる色温度の色を切り替えることができる照明も増えています。

具体的には、スイッチを入れた瞬間は電球色、スイッチを切り替えると温白色→昼白色と切り替わっていくといったイメージ。一つの照明で3つ以上の色温度を再現できるため、時間帯やシーンに合わせた光の切り替えが可能なのです。

子ども部屋で考えると、朝一番は目が覚める昼白色、学校から帰ってきて宿題をする時間は昼光色、就寝前の落ち着く時間帯は電球色と切り替えられます。光の色を適時切り替えることによって、体のリズムを整える効果も期待できますね。
 

まとめ

電球の色に迷っているなら、まず検討したいのは自然光に近い昼白色です。今回ご紹介した通り、基本的にどんな用途の部屋でも違和感なく使える汎用性の高い色。ただ、集中力を高めたい場所には昼光色、落ち着きたい場所には電球色といった具合で使い分けることによって、もっと快適な住まいを実現できるかもしれません。

今度電球を交換する時には、電球の色に注目してみてはいかがでしょうか。
 

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